賃貸不動産経営管理士の本試験(11月20日)まで残り31日。過去問はほぼ,1周できた。
過去問をやっていて,改めて気づいたことがある。
「ほぼ同一の文言,論点が年度をまたがって出題される。」
選択肢自体は普通に過去問に慣れていれば,おかしいと気づけるものがほとんど。マンション管理士の問題のような,言葉のごく一部を入れ替えただけのような問題はほとんどない。
なので,集中するなら直近2,3年の過去問を確認しておくのが有効だと感じた。
個人的には,借地借家法に関わる実例を問う設問と,税法の設問がやっかい。借地借家法の設問文は,長いので集中力が必要になる。税法は,日付や税率,適用範囲を暗記するしかない。
設問内容の選択に対しては個人的に思うこともある。出題者にとって「出しやすい分野」「出しにくい分野」がある。以前に出して,出題ミスがなかった設問内容は「出しやすい」。日数,金額その他数値を変えるだけで良い選択肢も出しやすい。ある程度保守的にならざるを得ないので,社会情勢に対して3~5年前の話題が中心になるのではないかと思う。