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個人的な学習記録

大学全入時代

“Fラン大学”と揶揄されるけれど…かけ算わり算ができぬまま高校を卒業する学生が少なからず存在している怖い事実(集英社オンライン) - Yahoo!ニュース

 

四則演算ができぬまま高校を卒業した方が実際に少なからず存在しているのですから、そうした学生を受け入れて基礎教育を施し、社会に送り出している大学の存在は社会にとって大いに意味があります。

従来であれば,「学力的にどうか」と思われていた人を大学が救うのが当然,という状況になっている。Fラン大学とか言って馬鹿にしている方が,社会情勢を理解できていない,ということか(そもそも他人をラベル付けて馬鹿にする人が頭いいとは言い難いが)。

 

IT技術教育の世界でも,ここ10年間で「未経験者対策」が非常に重要になってきている。教育を知らなくても,IT関連の書籍出版の様子を見れば分かるはずだ。20年前くらいまでのITの書籍は,とにかく専門的。ITを目指す人はそもそも少数派だったので,自ら情報を求めても不足するくらいの状態だった。それが今では「サクッと分かる」「スッキリわかる」という書籍が大多数を占めるようになった。情報も溢れている。

 

技術の高度化に伴う,学習期間の増大。

少子化。小母化。

 

そのうち大学院全入とかになるのか。