K's Atelier

個人的な学習記録

Cloud系の技術者教育の今後

歴史・年表でみるAWS全サービス一覧 -アナウンス日、General Availability(GA)、AWSサービス概要のまとめ- - NRIネットコムBlog

AWSの主要サービスであるEC2,S3が始まったのが2006年。今は2023年。17年経った。

このくらいの年数になってくると,新規構築というより「クラウドネイティブのリプレース案件」が相当数増えてきているのではないかと思う。

こういうシステムの実態と合わせて,教育も方針の変化が求められる。

以前のように「最初から構築する方法」の部分は縮小し,「いかに現行のクラウドシステムを再設計するか」という話題になってくる。保守系の案件の難しさは,「基礎の技術知識」に加えて「歴史的な技術の変遷」+「業務知識」という厄介な部分が絡まってくるところ。歴史的な技術の変遷はまだしも,業務知識も歴史的に変遷してきている。メインフレームでもクラウドでも,「業務を整理できない組織は,組織ごとレガシーになる」のは変わらないと思う。

単に「AWSの研修をやります」ではなく,「業務を整理できる方法を考えていきます」と言えるようになりたいところ。