K's Atelier

個人的な学習記録

Listeningの題材に「おさるのジョージ」

英語のリスニングに「おさるのジョージ」(Netflix)を聞いている。

リスニングの題材で個人的に重視する点

  1. 平易な会話であること。
  2. 状況説明があること。
  3. 登場人物が多いこと。
  4. 室内外の状況があること。

平易な会話であること。子供中心の会話だと良い。基本的に,ネイティブの成人の会話をネイティブでない人が訓練に使うのは難しい。まず発音。英語とひとくくりに言っても地域で発音の癖が違うし,ドラマでは演技も入るので,そのまままねできるかというと難しいと思う。次に単語。難しい単語は使える状況も限定される。状況の限定には文化や歴史も関わってくる。文献調査が必要な勉強と会話の勉強を一緒にやるのは,非ネイティブには効率が悪い。

状況説明があること。学習者にとっては,「その言葉がどういう意味を持っているのか」の補足が大事。意味が補足されて初めて応用ができる。ジョージの場合,ジョージ自身が英語を話さないので,周りの人とナレーションが「何をしたいのか」を毎回説明している。なので,会話と状況説明の両方を同時に聞ける。この辺りは海外ドラマにはない利点。

登場人物が多いこと。ジョージには,ホテルマンから経営者,市長,科学者まで,職業的なバラエティが豊富。いろんな人が出てくる都合上,挨拶,話題の違いが分かりやすい。

室内外の状況があること。非ネイティブが英語を使えたら良いだろう,と思える状況を考えると,たいていは屋外で道を尋ねられたとかいった状況になるはずだ。海外ドラマであるような,込み入った恋愛話や殺人事件の会話をすることはまずないはず。

 

・・・というのはあくまでも個人的な興味なので「Frends面白い!」という人はそれが一番のやり方。私としては,ジョージは登場人物および発生する事件がいろいろと面白いので飽きない。慣れてきたら,1.5倍速で聞く。平易な英語を高速で聞き取ると,通常の会話も音声だけは認識できるようになるはず。