K's Atelier

個人的な学習記録

Pronunciationとプロノゥンシエイション

AWS Technical Essentialsの解説動画の英語は,非常にきれいな北米英語で,聞き取りやすい。

https://explore.skillbuilder.aws/learn/course/1851/aws-technical-essentials;lp=1044

 

英語の技術解説動画を見ていると,インド系の方の解説が非常に多く,英語初心者には厳しいものがある。clearな北米英語で技術解説をしている本動画は貴重。

 

ほとんどの日本人技術者は,

  1. 技術用語をカタカナ発音でしか認識していない。
  2. 英語表記もカタカナ表記も「カタカナ」でしか発音しない。

という問題がある。

 

根本は,学習過程の中に「発音」がまともに入っていなかった影響で,とにかくカタカナに直して発音しようとする癖がついてしまっているからだ。昔の哲学者の言葉に「他の教師から学んできて私の門下に入ろうとするものには倍の金額を求める。間違っている部分を直してから教えなおさねばならないからだ」という旨の言葉があったと記憶しているがまさにそれ。それが数十年も続いたら,取返しがつかない。

 

私の大学時代に,指導教官が,

「昔の日本人は,中国から漢字をそのまま輸入し,音読みと訓読みを作った。」

「日本人が英語を取り入れるときにも,英単語に対して同じ考えを導入すべきだった。」

とおっしゃっていた。

 

つまり,"pronunciation"を英語読みとカタカナ読みの両方で考える,ということだ。

"pronunciation"と"プロノゥンシエイション"は別の発音なのだ。昔は文字でのやりとりが中心だったので,カタカナに直しながらでもまだやり取りできた。これだけ音声,動画中心でcommunicationするようになると,カタカナ発音では逆に脳に変換負荷がかかる。

 

私の場合はalphabetで書かれたところは英語発音に矯正する努力で精いっぱいだ。

 

アメリカ英語の「water」の発音、聞きとれますか?!《サマー先生の英語発音講座#17》 - YouTube

サマー先生は,日本語の発音も正確なので,カタカナに直されてしまった英語の発音が日英でいかに違うか,が良く分かる。