不動産の勉強をしようにも法律用語が難しかったり,規制の理由が分からなかったり,建築技術も分からなかったりで苦労する。事業承継がどうしたとか空き家対策がどうしたとか行政がいうなら,「子供でも分かる情報源」を整備してほしい。ということでマンガ。
紹介はしているが,まだ読んでない。今年はこれらのマンガをきっかけに知識を広げていきたい。
不動産取引
宅建業者のお話。不動産取引はどうしてもプロ対素人になる。素人がせめておさえるべきは,
- 基本用語(不動産取引用語,建築用語)
- 相場感(狙ってる場所近辺の賃貸料)
- トラブル時の対応(近所,オーナー,器物損壊など)
あたりかな。どんなことが起こるのかを少しでも知る上では,マンガの力を借りるのが良い気がする。ブローカーは,自分が不利になることは絶対言わない。不誠実なわけではないけど,プロ対素人とはそういうこと。
建築設計系
設計事務所,工務店系のお話。昔から「衣食住」といううくらい,住環境は大事。一般人としては超高額取引なのだ。賃貸住宅であってもそこで住み,会社に行っているのであれば,間接的には事業に対して地代家賃を払っていることになる。
きちんとリノベーションする,きちんと住む,ということさえできれば個人投資的にも社会的にも大成功なはずだ。
税金系
「五公五民」とまで言われるくらい,税金が重い。そうであれば,税金に詳しいことは稼ぐことと同等の価値があることになる。制度は全員にかかってくるので,敵と思わずに味方につけるのが得策。
不動産投資系
うーん,投資系は割と純粋にリスクリターンの話になるから,マンガより数学の方が分かりやすい気がする。あと,投資は結局インサイダー&結果論なので,勉強にも限界がある。若いうちから経営者との付き合いがあるかどうかが決め手。
不動産投資は,真新しいものでもないし,不動産・建築自体が好きでない人には到底お勧めできない。それでも,事業を開始する分野としては一番確実だと思う。私はいきなり「フリーランスエンジニアやります」とはとても言えない。