すごく丁寧に書いてあるのと,コンピュータで計算した図が直感的で良い。分厚いけれど,素人でもなんとか読破できる感じ。
p.119の図2は,準結晶の回析像か,と思ったけどちょっと違うか。
(蔡安邦,”固体構造の概念を変えた新秩序構造 〜準結晶〜”
https://www.chart.co.jp/subject/rika/scnet/47/Snet47-2.pdf
の図6にあるのが準結晶の解析像)
「数論とトポロジー」の中では図2に関係した話題は有理素数のお話のみ。準結晶,Penrose tilingとかの記載は一切ない。ただ,見た目が似ているということは,同様の構成が可能なのではないか。素数と物理現象に関係があるとすると,リーマン予想に出てきた原子核のエネルギーレベルの話題みたいな感じか。
素数・原子核エネルギーの間隔とゼロ点の間隔 - ホタルのホンネ(本音) ホタル再生支援、在来種マルハナバチの繁殖
もともと結晶構造は群論と関係しているから,素数と関係した話題があってもおかしくない。
素数的にふるまう自然って不思議だ。