K's Atelier

個人的な学習記録

AWS認定資格問題の活用法

ちまたではよく,「この本を(サイトを)使って,何週して,正答率xx%以上になったら受かりました」という勉強法の記載があるが,試験対策としても実務への応用上も,あまり参考にならない。

なぜなら,問題集に記載された設問がそのまま本試験で出題されるわけではないから。問題集の正答率は確かに一つの指標にはなるが,そこだけで判断して合格したからといって,対象の技術を扱えることにはならない。単に「問題文に対してもっともらしい選択肢を選ぶスキル」が身に付いただけだ。

更に,その正解選択肢とやらが実務でも正解選択肢になる可能性は低い。実務ではほかにも考慮しなければいけないパラメータが無数にある。

 

ということで,AWS認定資格問題を利用した,実務でも役に立つスキルの身に着け方は・・・

「設問文だけ読んで,設計例を考える」

ことだ。

Solution Architect Professionalあたりになると,対策問題集の解説に疑わしいものが出てくる。なぜなら,設問が「設計」なので,設計者の判断(=妥当性)が出てくるからだ。正解選択肢が唯一の設計解であるという保証は全くない。AWSのサービスの中にはOSSの成果を取り込んだものが数多くある。OSSの使用も実務では設計選択肢として重要なのだ。うかつにAWSのManaged servicesを選択すると,vendor lock-inにハマる。

AWSを安心して使える人は,いつでもAWSから乗り換えられる人だけだ。

 

この「設問文だけ読んで,設計例を考える」というのは,認定資格の合格判定にも使える。設計例を考えることができるようであれば,本試験でも大きく外れた解答はしないだろう。

逆に,設計例を思いつかない問題に対しては,解答例をうのみにせずに関連資料を調査した方がよい。