K's Atelier

個人的な学習記録

保護者会

保護者会の役員決めでひと悶着あった。そこで感じた,PTA役員になる人が少ない理由を挙げておく。

  1. 何の説明もなく「役員になっていただけますか」と言われる。内容が分からないのでお断りするとキレる。
  2. 「やることは役員になったあとに説明する」の一点張り。しかも結局説明はない。
  3. 事前に説明の無い打ち合わせが当日の集まりの後に始まる。
  4. 口頭で段取りを説明する。
  5. 資料が紙。Excelシートの色分けの説明がない。

これじゃ共働きの人は仕事を受けられないだろう。

エンジニア的には,資料が紙なのが一番萎える。Excelシートを印刷でソートしなおせば無くせる分担決めの仕事を,みんなで集まってずーっと手作業している。分担決めで一番大変なのは,結局候補者がいなかったときの調整なのに,穴を発見するまでにすでに長時間,表とにらめっこしている。「電子でやったら引継ぎできなくなるので」という理由で人間がExcelシートの印刷物をもとに手動検索,脳内でソートして紙に転記する世界。生徒の環境のIT化も大事だが,保護者のリテラシが低すぎるんでないかい。

で,一番悪いのは,こういった進め方のまずさを,経験者からの脅しによって回しているところにある。PTAが嫌われるのは当たり前だと思います。

ただ,私が経験した保育園の保護者会など,「一人は経験者を入れる」「引継ぎ説明をする」とかもろもろきちんとできている団体もあるので,これまでの保護者のレベルにも依るのではないかと思う。

 

まぁ,人間,焦ったら負け。怒ったら負け。最近あまりつきあったことのなかった「低品質プロジェクトの実例」として分析するのがよいかもしれない。