K's Atelier

個人的な学習記録

Mattin H. Weissman,"An Illustrated Theory of Numbers"

 

すごく不思議な本を見つけた。

整数論を様々な図で確認するという本。p.118にガウス素数を図解してある。素数と名のつく数の図解は,どれをみても不思議な感じがする。「図解=Topology or Geometry」という条件反射をしていた自分が狭量だった。

この本の素晴らしいと思う点は,「図解を与えるだけでちょっとした実験数学になる」ということ。自由研究にちょうどよさそうだ。

 

セルオートマトンアルゴリズムの図解と言える。

あと,不変量を求めるという方向性があるなら,不変量でない要素に着目した研究もあってよいのではないか。人と違うところに行かないと宝物は見つからないものだ。