K's Atelier

個人的な学習記録

SysOps

AWS Certified SysOps Administrator - Associate 認定

SAA,DVAはとったので,次のターゲットはSysOps。講師の認定は終わったので,今後は慌てずに,理解を目的に問題集を学習する。

理解するにはペンとノートが欠かせない。慌てて答えを暗記しないようにするには,手を動かすのが大事。不正解だろうが正解だろうが,知らなかったことを書き出す。

AWSのアーキテクチャ設計課題

AWSアーキテクチャ設計課題

AWSアーキテクチャ設計課題を考えていた。diagrams.netでのAZ内のsubnetの動かし方がやっとわかった。いったんRegionに所属させる(紫色でハイライトされる)と動かせる。これが分からなかったので,subnet自体を選択できなかったり(AZにフォーカスされてしまう),おかしな移動をずっと繰り返していた。

今日一日でだいぶ操作には慣れることができた。たまには詰め込み勉強以外も大切。

 

TIPS2023

21日から23日にかけて,TIPS2023(Training Instructor ans Partner Summit)というイベントがあった。単なるプレゼンなので聞いていればいいだろう程度の気持ちで参加したら,普通にinteractiveなセミナーだった・・・久しぶりに英語でやりとり,は能力不足でできなかったが,「人間の講師がセミナーを担当すること」の価値を感じさせてくれるセミナーばかりだった。

全員プロ講師,聞いてる方もプロ講師。なのでひたすらハイレベルなコミュニケーションの応酬だった。状況によっては受講者が質問して他の受講者が答えていったり,と「全員が全員に教えるのが当たり前」状態だった。

 

エンジニアとビジネスリーダー

資格,認定をとっても役に立たない,という人がいる。資格や認定をもとに,興味ありそうな人に宣伝にいけばいいのではないか,と思う。他者が宣伝してくれるわけではないので,自分でいけばいい。

技術者だと勉強は苦にならない人が多い。それは素晴らしいのだが,いつまでも勉強だけしていて,お仕事は待ち,というのではよくないと感じる。マーケティングとは言わないが,新しい肩書を得たのであれば,新しい人間関係を作らないといけないと思う。

このあたりが「凄腕エンジニアだけどずっと雇われる側の人」と「エンジニアでかつ,自分から仕事を起こす人」の違いなのではないか。

営業活動が重要な年になりそう。

プログラマー脳

www.shuwasystem.co.jp

なんだか面白い本が見つかった。

「良い設計」「よいコード」という話題の本はたくさんあるが,一番大事なのは「良いとはどういう状態かを考える」ことにある。なので,人間が大切。

本書の中で,読んだコードを再現するお話が出てくるのだが,この辺りは講師準備と同じ。私はスライドをノートに手書きして,ストーリを考えている。

成果物が大事,コードが大事,という状況から,人間が大事,という方向に向かうきっかけになるんじゃないだろうか。

Cloud系の技術者教育の今後

歴史・年表でみるAWS全サービス一覧 -アナウンス日、General Availability(GA)、AWSサービス概要のまとめ- - NRIネットコムBlog

AWSの主要サービスであるEC2,S3が始まったのが2006年。今は2023年。17年経った。

このくらいの年数になってくると,新規構築というより「クラウドネイティブのリプレース案件」が相当数増えてきているのではないかと思う。

こういうシステムの実態と合わせて,教育も方針の変化が求められる。

以前のように「最初から構築する方法」の部分は縮小し,「いかに現行のクラウドシステムを再設計するか」という話題になってくる。保守系の案件の難しさは,「基礎の技術知識」に加えて「歴史的な技術の変遷」+「業務知識」という厄介な部分が絡まってくるところ。歴史的な技術の変遷はまだしも,業務知識も歴史的に変遷してきている。メインフレームでもクラウドでも,「業務を整理できない組織は,組織ごとレガシーになる」のは変わらないと思う。

単に「AWSの研修をやります」ではなく,「業務を整理できる方法を考えていきます」と言えるようになりたいところ。