
https://suno.com/s/ynoIq8LhRBHkS4tl
仕事が長時間束縛すぎて,作曲のエネルギーが不足するとストレスが溜まる。
「作曲少女」に倣って,マンガからテーマ曲を作曲するゲームを試みた。
「カモのネギには毒がある」(甲斐谷 忍)がネタのつもりなのだが,ここ2週間全くインスピレーションが沸かなかった。結局分かったのは「主人公の加茂教授が金の力使って解決してるじゃん」というところ。経済学は金儲けの学問じゃない,と言いながら自分は非現実的な金持ち,チート。毒に毒で対抗する,というのは,解決にはなってない気がするんだよね。だってさらに力が強いやつには勝てないってことでしょ。一般人相手に何億円もぶつけりゃ,知恵がなくても解決すると思うよ。
そんな気持ちがBridge以降にぶつけられている。これじゃテーマ曲にならないなぁ。
今回もやはり手作業で元の歌詞を構成含めて書きあげて,細部のrefineだけChatGPTを使ったのであった。コンセプトが自分に無いと,ChatGPTに何を聞けばいいのか自体が分からない。
SunoでまずInstrumentalの曲を生成して,それをCoverする形で歌詞をのせ,歌詞を調整していく形で作曲。このやり方だと,「曲先」の作詞になる。Sunoは「詞先」だけだと思っていたのでちょっと新鮮。
元のマンガの画風からすると,もうちょっとJazzっぽいの,たとえばAcid Jazz的な要素が入ってもいいかと思ったが,それだと「頭いい奴が勝つ」的な印象が強くなる気がしてやめた。このネタはお洒落すぎちゃだめな気がする。
それにしてもvocalの声がいい。こんな声が出たら気分いいだろう。
「カモネギ」はアニメ化,実写化は難しいだろう。時事ネタなので,ニュースで取り上げられたあとにマンガ,そのあとにアニメだともうネタが古い。マンガの中でもコロナ禍のころの不正受給が出てくる。詐欺師の常とう手段は変わらないのだが。
[Verse 1]
自分は騙されない
自分は知識がある
そういう思い込み いいですね
非常に 非常に 騙しやすい
おいしい おいしい お客さんです
[Pre-Chorus 1]
プライドがあること
コンプレックスがあること
貴方の 自尊心 いただきです
[Chorus 1]
許せないのは 人を騙す奴なのか
それとも 騙される自分なのか
毒を以て 毒を制す
どこまでいっても 薬はこの世にない
[Verse 2]
新興宗教?
ポンジスキーム?
昔からあるけど 今もあります
何度も 何度も 儲けが入る
おいしい おいしい やり方です
[Pre-Chorus 2]
信じたいでしょう?
救われたいでしょう?
あなたの その願い いただきです
[Chorus 2]
結局それでも 笑っていたんですよね
それとも 騙されてるふりでしたか?
毒を以て 毒を制す
どこまでいっても 薬はこの世にない
[Bridge]
貧すれば鈍する
よく言ったもんです
お金が 全てを解決する
詐欺師も 学者も 金まみれなのかよ
[Chorus Final]
許せないのは 誰の嘘ですか?
騙された自分も 騙してたんですか?
毒を以て 毒を制す
最後に 笑うのは誰でしょう?
[Outro]
貴方の "正義" いくらですか?
