K's Atelier

個人的な学習記録

雑学のススメ

理解力が低い方は「理解しない」のでなく、「理解力の範囲で理解」する → 表面的な理解に留まったり、曲解に疑問を持たずに止まる。 - Togetter

理解力がない人の特徴&原因と理解力を高めるための方法を紹介 | For your LIFE

人間は自分が理解できる範囲の物事しか理解できない - モ

 

人は誰でも,「理解力の範囲でしか理解できない」という意見を聞いて,自分もそうだなぁと思った。

この壁を破らないと,理解力は上がらない。どうすればいいか。

1. 興味とは関係ない文献にふれる(図書館で乱読する)

2. 五感を意識する(楽器演奏,絵画,料理)

興味とは関係ない文献にふれる(図書館で乱読する)

自分自身の情報調査の行動を振り返ると,

1. 仕事の中で気になったことを,Webで検索する。

2. オンライン書籍を調査して,書籍の中を検索する。

ということでとにかく,「興味があるものをもとに検索をする」という流れになっている。

こういうやり方をしていると,どうしても興味のあるものに対する表面的,断片的な知識の寄せ集めだけになってしまうし,「言語として機械に入力可能な範囲でしか情報を得られない」。

子供のころは頻繁に図書館に通い,午後いっぱいを図書館で過ごしていた。今はそこまでの時間はないが,せめて図書館に行ったら,一通りの背表紙を確認するくらいはしておいた方がよさそうだ。広く,いろんな意見があることを知るだけでも,行動を変えることができる。

五感を意識する(楽器演奏,絵画,料理)

文章,記号だけに頼った理解も,「理解できる範囲での理解」であるといえる。なので・・・

美術館や音楽会にいく。

自分で絵を描く。

楽器を演奏する。

料理をする。

山に登る。

そういった五感を意識した体験が,これからはもっと大切になる。検索して出てこないものが重要になる。

 

「断片的な理解」は受験勉強の参考書を見ていても感じる。国語の読解問題は,いろいろな書籍から数ページ抜き出して,問を構成している。実際そんな読み方をしていて理解が深まるわけはないのだが,試験対策だから合格すればいいわけだ。合格に必要なだけの「理解」ができればよい。そりゃ試験勉強しかしてない人が使い物にならないわけだ。AWS認定資格も同じ。おせじにも品質が高いとは言えない問題文だけを読んで「ソリューション」を問うてもそれだけでは実務に耐えられない。

学問と受験勉強の違いを感じる。