Mega Man Perfect Blue 1st stageのBGM(の最初)をFasttrackerで打ち込んだ。
今年の音楽初め。Fasttrackerを使うのも初めて。初日にしては何とかできた。
最近YoutubeでRetro GamesのBGMを再生していたらふと,「あれ,Fasttrackerって,私が打ち込みしていたころの古き良き時代のインタフェースなんじゃないか?」と気づいたのがきっかけ。
小学校のころからBachが好き,楽器が好きだったが,音楽に対してどうすればいいのか全く分からない。そんな自分にとって,「とにかく聞こえた通りに打ち込めば音楽ができる」打ち込みの世界は衝撃的だった(DTMという言葉は私が打ち込みをやりだして数年経ってから知った)。
X68000+SC55で打ち込みをしていたころは,ゲーム音楽がCD-ROMによる録音音楽に切り替わる転換点だった。ゲーム機に組み込まれた音源チップによる音楽と,CDから再生される演奏が入り混じる時代だった。そういう時代の人間だったから,音源チップのパラメータを操作することでどれくらい生演奏に近づけるか,徹夜で試行錯誤していた。
原曲はこれ
Mega Man Perfect Blue - The Intro Stage (Remix) - YouTube
もうちょっとFasttrackerを使いこなせば,chip tuneっぽいものは普通に作れるだろう。Zoomなどで開催するリモート講座での,開催前のBGMを作りたい。曲が流れていれば,ネットワーク障害の発見や,音声チェックに使える。
やはり音楽理論,曲構成の把握,リズムやビート,ベースの聞き取りといった基本が重要だと痛感する。私にとってDTMツールは,「音楽を整形するツール」。理論的な基本を押さえたうえで,紙の上で十分にスケッチをして,「これでいこう」となってから登場する。このあたりが,ギターを触っているときとは何かが違う。