のとき,
を求めるという問題。は単項イデアルなので,と同じ。単にpの倍数の集合である(p=2なら,)。 (https://math2.work/%E5%8D%98%E9%A0%85%E3%82%A4%E3%83%87%E3%82%A2%E3%83%AB/)
証明自体は,次のリンクの定理10の通り。
https://mathematics-pdf.com/pdf/tensor_prod_calc.pdf
結果は,
要は,p,qの最大公約数の剰余環,なので,例えばp=4,=q=6ならば,
ということになる。これを調べながら見つけたことがある。
中国式剰余定理の記述で,
https://www.ssu.ac.jp/home/ken/math23.html
となる。なるほど,剰余環の積は,積による剰余環と同型で,剰余環のテンソル積は,最大公約数による剰余環と同型なのか。似たような構造の式を並べていくと,比較による理解が進む。