K's Atelier

個人的な学習記録

代数幾何学で遊ぶ

演習5.1,永井保成,「代数幾何学入門」

演習5.1の式を,2次斉次部分と3次斉次部分に分けて描画する。2次斉次部分はもとの平面曲線を2つに分ける直線になるのか。分解した式のグラフを見てから元の式を見直すと「あー,そういう部品の組合せになってるんですね」と気づくことがある。

別に演習5.1の小問(1),(2),(3)に従うだけが数学ではない。いろいろと式を分解して,どういう結果が出るかを試すと面白い。

試行錯誤を観察することによる学習

巷の数学記事は「完成品ばかりで仕掛品がない」。学習者が学習する上では「試行錯誤を見る」のも大切。完成されたソフトウェアコードだけ見ていても大して得るものはない。そこにいたるまでの紆余曲折こそが「完成度を高めている」のだから。