K's Atelier

個人的な学習記録

大家さんの資質

「大家さん」「賃貸経営」をする上では,「人間関係の構築が何より大事」と思う。

大家さんの悩み

お悩み大家さん

https://www.onayamiooyasan.com/

というサイトを最近発見した。賃貸不動産経営管理士の勉強がてら,覗いている。

このサイトの記事を見ていると,悩みの内容として大きいのはやはり,「借主とのトラブル」「不動産管理会社とのトラブル」がある。借主が家賃を払わない,退去費用を拒絶する,近隣住民に迷惑をかける,等で「何とかならないのか」という相談が多い。関連するものとしては「親が大家をしていて,最近トラブルを知った子供」という状況もある。たいていの返答は「そういう事態を想定して契約していなかったのであればどうしようもない」というもの。法律面で言えることはそこまでだろう。

管理会社に関係するものとしては「管理会社を変える際の引継ぎ」などがある様子。

どちらについても思うのは,

  1. そもそも質問者は,法律の勉強が不足しているのではないか。
  2. 法律問題になる前に,こまめに関係者と付き合っていないのではないか。

ということ。

そうはいっても,当の大家さん及び親族の方としては,「なんでこんなことになったんだろう」という気持ちだろう。自分が当事者になったら同じ気持ちになるはずだ。

人間関係を築く

大事なのは,「法律問題になる前に対処する」である。法律問題になるということは,「問題は解消しない」ので「お金で解決しましょう」ということだ。そういう事態になっていない人にはどういう特徴があるのか。

この点で思い出したことがある。

私の知り合いで,アパート経営をしている方がいる。その方は,毎年アパートの屋上に住人を招待して,近くの花火大会を見る会をやっている。私も呼ばれて参加したことがあるが,仲良くみんなで屋上に場所を準備して,食べ物を持ち寄って,片付けをしていた。もしかしたら知り合いは、近所の方々にも、「花火大会を屋上で見る」ことを事前に伝えていたかもしれない。

未熟者の私には,この会の意味が全く分かっていなかった。こういう「お付き合い」を通じて,良好な人間関係を保っているのだ。分かったけれど,これは簡単にできることではない。知り合いの方はこういうお付き合いを楽しんでらっしゃる。

人を束ねる人の資質と言えばいいのか,今の自分には無いものを感じる。